そばかすとシミは違う?同じ?薄くする方法は?
よく化粧品に「シミ・そばかすに効く」と書かれたものを見かけますが、シミとそばかすは一緒にしていいのかな?と常々疑問に思っていました。
よくよく調べてみると、この二つの根本は違うようです。
シミは紫外線によるメラニン沈着、ニキビ跡や虫刺され等の炎症が原因の色素沈着、老化による老人性色素斑、肝斑などで、生活や環境が大きく影響します。
また、加齢によって濃くなる、増える傾向にあります。
一方そばかす(正式には雀卵斑といいます)の多くは遺伝によるもので、斑点が小さくてちらばるようにできるのが特徴。
子どものそばかすは思春期を過ぎると薄くなってきて、すっかり消えてしまうこともあります。
しかしシミと同様紫外線を浴びることで濃くなりますし、大人になってから出来てくる場合もあり、これは自然とは薄くなりません。
どちらも薄くするためには、紫外線対策が重要になります。
美白化粧品でシミやそばかすは薄くなる?
日焼けやシミ・そばかすは紫外線を浴びることで色が濃くなるのだから、美白化粧品を使えばいいのかな?と思いがちではないでしょうか。
ところが!美白化粧品では、シミやそばかすを薄くすることはできないのです。
美白化粧品の役割は、メラニンの生成を抑えてシミやそばかすを作りにくくする、いわば予防なので、すでに出来ているものを薄くはできないんですね。
日常的にどうしても浴びてしまう紫外線の影響を抑えてくれるので、毎日の美白ケアには良いのですが、シミやそばかすを消すスペシャルケアではないということです。
配合成分を見れば一目瞭然のようです・・・が、50代にもなるとどうしてもカタカナが覚えられません・・・
シミやそばかすを薄くするハイドロキノン
カタカナの成分が覚えにくくなってきた年代ですが、シミ・そばかすを薄くするために覚えてほしい成分名が一つ!
それがハイドロキノンです。
ハイドロキノンはメラニン色素を薄くする効果が高く、肌の漂白剤なんて呼ばれることもあります。
美白効果をうたっている化粧品を選ぶ際は、このハイドロキノンが配合されているかどうかをチェックしてみてください。
ただし、効果の高い成分には副作用の心配もあります。
ハイドロキノンの濃度が高すぎると、部分的に肌が白くなりすぎてしまうこともありますし、刺激に負けて肌荒れすることもあります。
国産の化粧品でしたら既定の濃度を上回る配合はされていませんのでそう心配することもないですが、外国の化粧品を使用する際は成分濃度に気を付けてください。
ただし敏感肌の方は、肌に刺激を感じることがあるかもしれませんので、使用の際には十分に注意しましょう。
シミ・そばかすを薄くするハイドロキノン化粧品の使い方は、しっかり肌に浸透させること。
クレンジングや洗顔をちゃんとしないで使用するとシミやそばかすを薄くする効果は低くなってしまいますよ。
そばかすは飲んで薄くすることもできます
すでにできているシミやそばかすを薄くするには、ハイドロキノン配合の化粧品が有効です。
でも敏感肌で刺激の強い化粧品は使えない、という方は、塗って薄くするのではなく、飲んで薄くするというのはどうでしょうか?
シミやそばかすを内側からケアする薬はいろいろありますが、おすすめはロスミンローヤル。
シミやそばかす、小ジワをも飲んで薄くする医薬品ですので、全体的な肌のエイジングに対応してくれますよ。